2006年03月27日



ル〜ル〜ルルルル〜。


デート君との交際はそれはそれは順調そのものだった。

彼は学校のクラスメート。
私のコンピューターだけなぜかネット接続できないときがあり、
授業の前にメールをチェックしたかった私は、
「ちょっと使わせてくれんかね?」と話しかけたのが
キッカケで仲良くなった。

一緒にランチに行ったり、飲みに行ったり
他のクラスメートも交えて映画に行ったりと、
気付いたらクラスでも公認カップルのような位置づけ。になってた。


気分はまるでキャンパスの恋!


((青春復活!!!))


・・・・よ〜考えてみ?


クラブで知り合ったナンパ男 VS 同じ目標で勉学に励むクラスメート


どっち選ぶよ?え?


って真剣に悩んでたわけでもなかったけど・・・。
毎日会うわけだし、気付いたらすでに「ガールフレンド」 ムフフ。

それからというもの、気分は毎日春ラララ。
毎日一緒にいながらして恋も勉強もできるなんてまさに一石二鳥!!
あんときゃホント楽しかった。


がーっ!そんな2人の関係に暗雲の気配が・・・・・。


それは、、、『日本帰国』 ガビョーン。


学校を卒業してプラクティカルビザを取る卒業生も多い中、
私は日本に帰って就職するつもり満々。
当時の私はデート君との関係うんぬんより先に
自分の就職や将来のことの方がどうも心配でして。
何よりビザを延長することが億劫だったし、
そこまでしてカナダに居たいかどーかも疑問だった。


何より!!!!
キモチじゃなくアタマで判断するようになるほど
ワタシは大人になっておりましてね母。


そしてある日「私、日本に帰ると思う。」とデート君に言ってみた。


引き止めて欲しいとかなくって。
この関係をどーしたいとか考えてもなくって。
国が違えば今までと同じわけにゃーいかんしね。

彼は私に【期限】があるとは思いもしなかったらしい。
(おぃおぃあたいはガイコクジン)

彼は少し驚いた様子でしばらく黙ってた。

私も黙ってた。2人沈黙状態・・・・。


松田聖子じゃないけど「ビビっときた!」って思わなけりゃ、
「この恋、成就させてみせる!」っつー情熱も何気にない。


と、頭の中で考えながら、次の口を開いた瞬間、
ありゃまワタシは別れの言葉を口走った。
あれはまさに”口走る”だった。
意外にもあっさり冷静に。

彼も「キミがそう言うなら仕方ないよね」とあっさり承諾。
((ぉぃぉぃあっさり承諾すんなよー!))

こんとき思った。ちょっと〜引き止めてよね〜なんて。
え?私、引き止めて欲しかったのか!?!?
((今さらジロー遅いよジロー!!!))

そして約5ヶ月に渡って続いた夢のような青春キャンパス恋物語は
思いもよらずあっさり幕を閉じた。イヤーン、はえっ!


やっぱりちと胸がイタイ。責める相手もいない。
たかがビザごときで。されどビザ。
ただ、こんなとき気付く「私はガイコクジン」。


頭で分かっていてもココロがイタイのよ、ココロがさー!
ということで、こんなときは旅行に限る。

「よしっ!傷心NY旅行だ!」とその翌日にはチケット確保。

こんなときの行動力だけは無計画に抜群。

((っちゅーか、カナディアンロッキーとか行けよ!))

いえ、私は自称シティーガール。

そして明日がフライトという前日、私はNYの友達んちに
お世話になるので何かお土産でも持っていかにゃねと
フラフラと街を徘徊。
あちこち歩き回ってお土産も確保。
さて家に帰って荷造りせねばと、最寄の駅に歩き出した瞬間。


どこからともなく私を呼ぶ声がするーー!!
誰かが私を呼んでいるではないかーーっ!!


((え゛−−誰や〜〜?))


ハッと振り返るとそこには、見覚えのあるヒョろっと背の高い
ニコニコ顔の男が私に向かって手を振っていた。
その男とはクラブで一緒に踊った、カフェでお茶をした、
あの男、ジェイムスだった。



「あ、あぁ〜〜!ジェ、ジェイムス〜〜??」



「こんなとこで会うなんで偶然!今日はたまたま仕事が早く終わって
さっきまで友達と一杯飲んでてね。」と彼。


お土産探しするくらいだから、そこは観光客エリア。
常時人がウヨウヨ歩いている。
最後に会ってから半年近くも経ってるのに、
この人ごみの中で私を見つけるとはっ!!!!

「まだ飲み足りないからもう一軒行こうと思うんだけど
付き合わない?」と誘う彼。

据え膳食わぬは女の恥、、、、、、じゃなくて
酒の誘いを断るなんて、そんな勿体ないこと誰がするかっ!


もちろん意気投合した私たちはすぐそばのバーに入り
飲んで喋って飲んで喋って飲んだ暮れた。
真夏だったせいもあり、夜7時になっても外はかなり明るい。

夕日を見に行くか!となりそのままそばのビーチへ歩く。

なんだろう?うまく言葉じゃ言い表せないけど、なんか気が合う。
ワタシ、運命とかそういうの信じない人だけど、(でした)
そのときはなんかこう、引き寄せられたような気分。

この瞬間はこれが「運命」とは思いもしなかったけど
もしあのとき彼が私を見つけていなかったら、、、
あの時間、あのエリアを歩いてなかったら、、、
もしデート君と別れてなかったら、、、
私たち二度と会うことはなかったと思う。
もちろん結婚もしていなかったワケで。
そのことを今でも2人でよく話す。

今頃ワタシは日本でウダウダ言いながら働いてただろーなー。
(いや、今でもウダウダ言うけどさ。)もちろん独身だろし。

そんな「もし〜○○だったら」ってのを考えるとき
いつも思う。ありゃ〜偶然にしろ運命だったんだな〜と。

このあと、NYから戻って結婚に至るまでまたまたいろいろありまして。
そのお話はまた「カナダの国から 2004」として
下半期にでもお伝えします!(なんじゃそりゃ!)

ながなが最後まで読んでくれてメルシィー。

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